BMW3.0CSi(73モデル インジェクション)

ここに紹介するBMWはコンプリートカーではありませんが、BMWがまだ世間に広く知られていない頃第一次スーパーカーブームになる前に当時の正規輸入元バルコムにより、輸入された1台です。
1972年12月(昭和47年)に大阪のオーナーに納車され、以後30年近くを過して、二人目のオーナーである広島のseikanさんに引き継がれ、そこでエンジンヘッドオーバーホール、ビルシュタインサスへの変更、またトランジスタ点火方式、6シリーズ用のアルピナエキマニ装着など現代に通用するビンテージカーとして調教されました。そして07年1月アパルーサにお譲りいただき、即座に福岡のH・Iさんが3代目オーナーとなられました。
H・Iさんは、ご自宅に無限フルチューンのNSX-Rをお持ちで、専用の凄いガレージと言うよりワークスペースを所有しておられます。CSiには昔乗ってたことがあり、レース(バイク)をやる為にやむなく手放したそうです。そのためその思い入れは並々ならぬものがあり、以前から程度のいいものを物色してたそうですが、なかなかお眼鏡にかなわなかったようです。
このCSiはひと目見ただけで、即決で決断されました。もう一生手放さないと言う話ですよ!?
あのガレージならCSiも居心地よさそうです。今からまだまだ長い現役生活もエンジョイできそうです。
試乗して「思ってた以上に素晴しい、走りも当時以上ですね!?こいつは十分足に使えますよ!!
これで思いっきりNSXをいじり倒せる。BMWがファーストカーですね」と喜んでいらっしゃいました(^0^)
このCSと言う車、コードネームはE9と呼ばれるそうですが、まだBMWがビーエムダブリューじゃなく、いやベーエムべーと発音する事も定かでなかった時代の車なんですね。同時代で有名なのは世界初の市販ターボ車となる2002ターボとかがありますね、このあと02は3シリーズにそしてこのCSは6シリーズにと発展して行きました。
広く視界の良いウィンドゥガラスにロングノーズ、ショートデッキの典型的なスタイル、そして当時まだクラウンにも着いていなかったパワステやパワーウィンドゥそしてBピラーのない2ドアハードトップと言う高級パーソナルクーペの最先端のスタイルでした。

72年と言うと、スカイラインGTが94万円の頃です、あとで登場したGTRが160万でビックリしていましたが、このCSiのプライスタグは606万円がついていたそうです。今ならいったい幾らに??
エンジンは“絹のように滑らかに回る”と謳われた、ストレートシックス、通称ビッグシックスと呼ばれて、90年代のE34−535まで使われた伝説のエンジンです。これに対して2.5リッターまでに使われ、現代のM3(S50 6気筒)の基礎となったエンジンが、スモールシックスと呼ばれるM型エンジンなんですね、通称シルキーシックスと呼ばれたエンジンはこのCSに搭載されているエンジン(2.8Lから始まった)の事を指した愛称のようです。
そしてもうひとつ、BMWが初めてレースのホモロゲーションのために製作することになったのもこの3.0CSからなんですね。
もうご存知でしょうが、クーペ・スポーツ・ライトウェイト(CSL)の名をはじめて使ったモデルでもあるんですね。
3.0CSLと言う通称バットモービルと呼ばれるモデルが存在します。当時カーボンは無く、ボンネットとトランクはアルミ製で本国仕様はボンネットピンのみで固定されていたそうです。パワーウインドウなどの装備は外され、BMWの定番であるウインドウガラスを薄くしての軽量化が計られていたそうです。その後3.5リッターにまで拡大され、ETCやアメリカのデイトナなどで70年代大活躍したのも有名ですね。このCSLと言うネーミングは後のE46M3に引き継がれ、同じコンセプトで現代のスーパーウェポンとして復活しています。またアパルーサのデモカーであるシュニッツァーS3スポーツCSLも同じコンセプトで作られたワンオフコンプリートショーモデルなんです。
この3.0CSiには、本国CSL用のフロントスポイラーが装備されており、よりいっそう精悍なスタイルになっています。またアルミホイールは本国より取り寄せた15インチのアルピナアロイホイールが奢られています。
当時以上に乗りやすく、きっちりと出来上がった足とエンジンそしてそのスタイルで、現代のニューBMWにも劣らない存在感で光を放つ珠玉の1台です!!






元全日本GPライダーだったH・Iさんのご自宅のワークガレージです。5台は有に格納できますね!!
埋め込み式のパワーリフトやコンプレッサー、工具が完全装備です
そしてご自慢の1台、無限チューンのホンダNSXです。ここにCSも一緒に暮らす事になります。
BMW 2002ターボ
世界初の市販ターボはBMWでした。02ターボとしておなじみ、今でも人気の一台ですがサーキットでは レースカーとして、あまり見かけてない気がします!?
スカイラインGTハードトップ
当時の2ドアクーペはこのスタイルが主流でした。BMWは買えないけど、これならば・・・と数年後中古で手に入れました。今は懐かしい三角窓に、サッシュレスHT、ロングノーズ、 ショートデッキの典型的スタイルでしたね。
3.0CSLレーシング
ヨーロッパツーリングカーチャンピオンシップ
(ETC)でフォードカプリと大激戦を展開していたCSL!!
初期はアルピナが、その後を引き継いでシュニッツァーがBMWワークスとして参戦していたそうです。

 

 

チューンナップとはその車の持つ性能を100%引き出してやる事。むやみに改造する事ではありません。

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